環境への取り組み
石鹸へのこだわり
「人を美しくする化粧品が地球を汚している」という衝撃。
余計なものはいらない。そしてたどり着いたのが石鹸だった。
1900年代後半に社会問題化した琵琶湖の水質汚染。その原因に、工場排水に加えて合成洗剤や化粧品などを含んだ家庭用排水も含まれると知り、「人を美しくする化粧品が、地球を汚している」という事実を知った時の衝撃。” 本当にナチュラルなもので、人も地球も美しくしたい。” それが、私たちP.G.C.D.が石鹸への強いこだわりを持つようになった原点です。
石鹸は、水分量が少ないため、保存料などの肌負担につながる余計な成分を必要としません。また、生分解性が高く使った後の排水も短期間で分解されるので、環境にやさしいと言われています。
P.G.C.D.では、朝用と夜用の2つのスキンケアソープから始まり、常に最高の石鹸にこだわって開発をしてきました。特にスカルプケアソープの開発は、ポンプ式の液体シャンプーが主流の現代において、大きな挑戦でもありました。それでも最初の想いを貫き続け、今のP.G.C.D.があります。
ノーファンデーション、ノーリンス活動
P.G.C.D.が貫いてきた
「究極のシンプル」という価値
無駄を削ぎ落とす。それは同時に、本当に必要なものは何かを見極めることでもあります。スキンケアやヘアケアの世界を振り返ってみると、世の中が進化しているというのに、未だアイテムは減るどころか、むしろ増え続けています。洗面台やドレッサーに並ぶ5つも6つもあるスキンケアアイテム、髪につけて数分で流されてしまうリンスやコンディショナー。それらは本当なアイテムや時間でしょうか。商品や時間の分、美しくなっているのでしょうか。
私たちが「ノーファンデーション」「ノーリンス」を掲げ、つくる商品のアイテム数が極端に少ないのは、お客様にシンプルなケアをお届けしたいという思いに加え、「何のためにつくるのか。それはほんとうに必要なのか。」その問いに答えられる商品をつくりたいと心がけているからです。
ものをつくる以上は、つくる側に大きな責任があります。そして無駄を削ぎ落とすということは、無駄なものをつくらない、捨てないことで環境負荷をかけないことにも繋がります。